生命保険会社Cさまでは、これまでも、社内で開発した商品知識や説明話法、ツール使用に関する教材や研修体制はお持ちでした。しかし、お客さまに提案できる関係を築くためのスキル、すなわち、お客さまとのコミュニケーション力や情報収集力に課題を感じておられました。そこで、コミュニケーション力、情報収集力を強化するための教育プログラムの導入が必要と考え、新入社員だけでなく、指導者層も対象に、CISマイスタープログラムの導入を決められました。
【活動内容と成果】
年間約8,000名が入社するため、各支社で行われる入社直後の研修プログラムの一つにCISマイスター検定簡易版(オリジナルVer)を導入されました。新入社員は全員必須の研修とし、その他指導者300名を対象にCISインストラクター研修を行う研修体制を構築しました。さらに推進のため、本部には、随時アドバイスを行う社内認定講師を10名育成し、各支社の検定結果のチェックや希望支社へ研修を行うなど、定着化のための支援を行っています。
各支社の指導者層より、「プログラム導入が始まり、新人職員の会話レベルが向上した。特にお客さまとのなにげない雑談からも、提案に生かせる情報収集ができるようになった」との声が多く寄せられ、未受検の社員(入社5年目まで)を全員必須で受講させる仕組みもスタートさせることになりました。